ポルシェ・944 ターボ(Porsche 944 Turbo/保时捷・944 Turbo)は、1985年に登場。
944ターボに積まれるエンジンは、944の2.5リットルSOHCユニットに水冷式ターボチャージャーを取り付けたもので、最高出力220HP/5800r.p.m、33.6kg-m/3500r.p.mを発揮する。このハイパワーユニットを得た944ターボは、最高速度245km/h、0-100km/h加速は6.3秒であった。
パワーアップに対処するため、当然ながら944ターボの各部には手が加えられ、クラッチやトランスミッションが強化されたほか、ブレーキにはイタリアのブレンボ社の4ピストンキャリパーが採用された。
また、944ターボの外観は、フロントバンパーとチンスポイラーが一体式となり、やや丸みを帯びたデザインを採用、顔立ちがかなり変わったほか、リアバンパーの下にスポイラーを追加するなど、944との差別化を図っている。
1989年モデルでは、他のモデル同様、改良の手が加えられた。944のターボエンジンは排気量に変更はないものの、ターボチャージャーの大型化、ブースト圧のアップなどにより、250HP、35.6kg-mを発生、前年に限定販売されたターボSと同一のスペックが与えられた。
944ターボは1990年まで生産されるが、1991年モデルからは、944S2と944S2カブリオレのみが販売され、1992年に944シリーズは968に生まれ変わることになる。











